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DDR4 メモリ価格推移

DDR4 は 2014 年から普及しました。デスクトップでは通常のメモリ(UDIMM)を使い、2666〜3600 MT/s が一般的です。サーバーではレジスタ付きの ECC メモリ(RDIMM)を使い、チャネル数が多いため 1 台に数百 GB を搭載できます。中古の DDR4 サーバーに大容量メモリを積む構成は、いま CPU で大規模な MoE モデルを動かす方法のなかで、最も安く始められるもののひとつです。

DDR4-3200 32GB の価格推移

現在¥56,005+28.70%
価格更新日時
¥81,379¥65,011¥48,644¥32,276¥15,908
最安値 ¥39,490最高値 ¥72,026
9月14日9月29日10月14日

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DDR4 メモリ価格一覧

Amazon.jp

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デスクトップ用メモリ(UDIMM)

規格1 枚単価GB 単価1 枚あたりの帯域幅7日間の騰落率30日間の騰落率30日間の推移購入
16 GB2666 MT/s¥20,98037 件の出品¥1,31121.3 GB/s+0.3%+0.3%購入
16 GB3200 MT/s¥18,20045 件の出品¥1,13825.6 GB/s-1.6%-6.8%購入
16 GB3600 MT/s¥21,40013 件の出品¥1,33728.8 GB/s0.0%0.0%購入
32 GB2666 MT/s¥43,2103 件の出品¥1,35021.3 GB/s0.0%0.0%購入
32 GB3200 MT/s¥56,00512 件の出品¥1,75025.6 GB/s+26.6%+24.5%購入
32 GB3600 MT/s¥72,9424 件の出品¥2,27928.8 GB/s-0.1%-0.1%購入

サーバー用メモリ(RDIMM)

規格1 枚単価GB 単価1 枚あたりの帯域幅7日間の騰落率30日間の騰落率30日間の推移購入
16 GB2133 MT/s¥24,4246 件の出品¥1,52617.1 GB/s+4.4%+4.4%購入
16 GB2666 MT/s¥33,0245 件の出品¥2,06421.3 GB/s+0.2%+5.0%購入
16 GB3200 MT/s¥35,0064 件の出品¥2,18825.6 GB/s-2.1%-2.1%購入
32 GB2133 MT/s¥51,1126 件の出品¥1,59717.1 GB/s+1.5%+1.5%購入
32 GB2666 MT/s¥58,18311 件の出品¥1,81821.3 GB/s+8.9%+41.8%購入
32 GB3200 MT/s¥88,2486 件の出品¥2,75825.6 GB/s-4.5%-4.5%購入

1 枚あたりの価格は、Amazon.jp で直近に収集した出品の中央値です。セット品は 1 枚あたりに換算して計算します。速度は下位互換です。マザーボードが 2666 までの対応でも 3200 のメモリは使え、その場合は 2666 で動作します。

DDR4 メモリでローカル LLM を動かす

MoE の大規模モデルは、エキスパートの重みをメインメモリに置き、GPU にはアテンションと共有部分だけを載せられます。メモリが多いほど大きなモデルが載り、理論帯域幅が広いほど生成が速くなります。以下はメモリスロットをすべて埋めたデスクトップ PC、シングルソケットサーバー、デュアルソケットサーバーの 3 構成で、いずれも RTX 3090 を 1 枚使います。

デスクトップ PC

AMD Ryzen 5 5600・2 チャネル

B550 マザーボード

最大メモリ容量
128 GB
理論帯域幅
51.2 GB/s
メモリ
4 x 32G DDR4-3200
¥224,020
GPU
GeForce RTX 3090
¥430,314
マザーボード + CPU
参考価格
¥33,245
電源
650 W
¥11,082
マシン全体の参考価格
¥698,660
シングルソケットサーバー

AMD EPYC 7532・8 チャネル

Supermicro H12SSL-i マザーボード

最大メモリ容量
256 GB
理論帯域幅
204.8 GB/s
メモリ
8 x 32G DDR4-3200
¥705,984
GPU
GeForce RTX 3090
¥430,314
マザーボード + CPU
参考価格
¥110,815
電源
850 W
¥15,831
マシン全体の参考価格
¥1,262,944
デュアルソケットサーバー

2 × AMD EPYC 7532・16 チャネル

Supermicro H12DSi-N6 マザーボード

最大メモリ容量
512 GB
理論帯域幅
409.6 GB/s
メモリ
16 x 32G DDR4-3200
¥1,411,968
GPU
GeForce RTX 3090
¥430,314
マザーボード + CPU
参考価格
¥205,800
電源
1200 W
¥28,495
マシン全体の参考価格
¥2,076,577

デュアルソケットの理論帯域幅は 2 基の CPU の合計ですが、生成速度は 2 倍にはなりません。llama.cpp で MoE モデルを動かす場合はシングルソケットとほとんど変わらず、CPU ごとに重みのコピーを置く KTransformers のデュアルソケットモードでも、公式計測で約 40% 速くなる程度です。デスクトップでスロットを 4 本すべて埋めると、多くのマザーボードでは安定のためにメモリ速度を下げる必要があり、実際の帯域幅は理論値より低くなります。

マシン全体の参考価格 = メモリと GPU の Amazon.jp の最新中央値 + マザーボード、CPU、電源の参考価格。

よくある質問

ECC メモリとは?デスクトップに必要?

ECC(Error Correcting Code、誤り訂正符号)は、64 ビットのデータごとに 8 ビットの検査用ビットを追加で記録する仕組みです。メモリ内でまれに反転した 1 ビットを自動で訂正できます。そのため ECC 付きのメモリは、同じ規格の通常品よりチップが 1〜2 個多くなります。サーバー用メモリ(RDIMM)はすべて ECC 付きです。デスクトップで誤り訂正を有効にするには、CPU とマザーボードの両方が対応している必要があります。非対応の環境でも ECC 付きの UDIMM はたいてい使えますが、誤り訂正は働きません。ローカル LLM を動かすために、わざわざ ECC メモリを選ぶ必要はありません。

サーバー用メモリとデスクトップ用メモリの違いは?

デスクトップは UDIMM(バッファなしメモリ)、サーバーは RDIMM(レジスタ付きメモリ)を使います。RDIMM は基板上にレジスタチップが 1 個追加されており、メモリコントローラーの負荷を肩代わりします。そのため 1 チャネルに挿せる枚数が多く、1 枚あたりの容量も大きく(32GB、64GB が一般的)、すべて ECC 付きです。その代わり、速度は低めでタイミングも緩めです。サーバー用は DDR4-2400、2666、デスクトップ用は 3200、3600 が一般的です。両者は電気的に互換性がなく、RDIMM はデスクトップのマザーボードでは使えず、UDIMM も RDIMM 専用のサーバー用マザーボードでは使えません。

メモリの 2Rx4・1Rx8 とは?

R の前の数字はランク数です。メモリ上で同時に読み書きし、64 ビット分のデータをまかなうチップのまとまりを 1 ランクと呼び、1R はシングルランク、2R はデュアルランクです。x の後ろの数字はチップ 1 個あたりのデータ幅です。x8 のチップなら 8 個、x4 なら 16 個で 64 ビットになるため、x4 のほうが大容量のメモリを作りやすく、大容量のサーバー用メモリは 2Rx4 が主流です。同じチャネル内のランク数が多いほど、全スロットに挿したときにマザーボードが速度を下げやすくなります。

メモリの CL(CAS レイテンシ)とは?クロックとどちらが重要?

CL(CAS レイテンシ)は、読み出し命令を出してからデータが出てくるまでに待つクロック数で、小さいほど速くなります。実際の遅延時間は速度から換算します:ナノ秒 = CL × 2000 ÷ 速度(MT/s)。デスクトップで一般的な DDR4-3200 CL16 は 10 ナノ秒、サーバーで一般的な DDR4-2666 CL19 は約 14 ナノ秒です。LLM では 1 トークン生成するたびに数 GB〜数十 GB の重みをメモリから読み出すため、効くのは帯域幅で、タイミングの影響はごくわずかです。

DDR4 メモリは混在できる?速度・容量・メーカーが違うときは?

速度の違うメモリも一緒に挿せますが、すべて最も遅い 1 枚の速度で動作し、タイミングも最も緩いものに合わせられます。容量が違う場合、デュアルチャネルで交互に読み書きできるのは両側で同じ分の容量だけになり、帯域幅が落ちます。メーカーが違ってもたいていは使えますが、最も安定するのは同じ型番・同じロットでそろえることです。次の 3 つは混在できません:デスクトップ用(UDIMM)とサーバー用(RDIMM)、RDIMM と LRDIMM、DDR4 と DDR5(切り欠きの位置が違うため挿さりません)。サーバーは各チャネルに同じメモリを挿さないと、帯域幅を出し切れません。

メモリの帯域幅の計算方法は?4 枚挿しは 2 枚挿しより速い?

メモリ 1 枚は 1 回に 64 ビット、つまり 8 バイトを転送するので、1 枚あたりの帯域幅 = 速度 × 8 です。DDR4-3200 なら 25.6 GB/s で、ラベルの PC4-25600 はこの値を表しています。プラットフォームの帯域幅 = 1 枚あたりの帯域幅 × チャネル数です。デスクトップは 2 チャネルしかないため、4 枚挿しても 51.2 GB/s のままで、増えるのは容量だけです。EPYC 7002 / 7003 は 8 チャネルあり、すべて埋めると 204.8 GB/s になります。

メモリのラベルにある 2666V・PC4-21300・RB2 の意味は?

数字は速度、その後ろの英字は JEDEC が定めたタイミングの等級です:2133P は CL15、2400T は CL17、2666V は CL19、2933Y は CL21、3200AA は CL22。PC4-21300 は同じ速度を帯域幅で表したものです(2666 × 8 ≈ 21300 MB/s)。閑魚の出品タイトルによくある PC4-2666V-RB2 では、ハイフンの後ろの R が RDIMM を表し、U ならデスクトップ用、S ならノート PC 用、L なら LRDIMM です。その後ろの英数字は基板(PCB)のリビジョンで、購入時には気にしなくてかまいません。