当サイトにはアフィリエイトリンクが含まれます。eBay パートナーとして、リンク経由でご購入いただいた場合に報酬を受け取ることがあります。eBay パートナーとして報酬を得ることがあります。詳しく

収録 GPU57価格追跡57 日直近 24h の価格データ39,852 件24h 最大の値下げGeForce RTX 3090-2.5%24h 最大の値上げGeForce RTX 4090+8.7%更新
¥ JPY

Mistral Large 4 をローカルに導入するには?

Mistral Large 4 は、Mistral が 2026 年 10 月に公開したオープンウェイトのフラッグシップです。1T パラメータの MoE で、1 トークンごとに使うのは 52B、画像も読めてコンテキストは 1M まで扱えます。4-bit・32K コンテキストで約 608 GB になるため、手元で動かすには 80GB 以上の GPU 8 枚、512GB の Mac Studio 2 台、または大容量メモリのサーバーに GPU 1 枚が必要です。llama.cpp の対応は公開当日に本流へマージされましたが、まだ正式リリースには入っておらず、当面はソースからビルドする必要があります。

Mistral Large 4 のモデル情報

  • 4-bit 最小VRAM(8K コンテキスト)607 GB
  • パラメータ数1,000B
  • アクティブ52B
  • 最大コンテキスト1M
アーキテクチャ
MoE
エキスパートオフロード
VRAM 16 GB + RAM 592 GB
発売日
2026年10月29日
提供元
Mistral AI
Hugging Face リポジトリ
mistralai/Mistral-Large-4-1T-A52B
NVFP4 リポジトリ(Blackwell)
mistralai/Mistral-Large-4-1T-A52B-NVFP4
レイヤー数
72
隠れ層次元
6,144
KV ヘッド数
64
ヘッド次元
128

Mistral Large 4 のローカル実行に必要なVRAMは?

4-bit・32K コンテキストで約 608 GB、2-bit なら約 382 GB まで下がります。コンテキストを伸ばしてもあまり増えません。各層は KV を圧縮した 1 組だけを持ち、72 層のうち 9 層は 36 層目が保存した分をそのまま借りるので、4-bit を 32K から上限の 1M まで広げても増えるのは約 74 GB です。

量子化重みサイズGB32K コンテキストGB128K コンテキストGB256K コンテキストGB1M コンテキスト(最大)GB
1-bit259.6GGUF263.1270.2279.7336.8
2-bit378.3GGUF381.8388.9398.4455.5
3-bit492.7GGUF496.2503.3512.8569.9
4-bit604.8GGUF608.3615.4624.9682
5-bit783.8GGUF787.3794.4803.9861
8-bit1,115.2GGUF1,118.71,125.81,135.31,192.4
BF16/FP162,098.9GGUF2,102.42,109.52,1192,176.1

詳しい計算ルールはデータの作り方ページをご覧ください。

Mistral Large 4 は GPU 1 枚で動く?

グラフィックボード 1 枚では動かず、1 台で収まるのは 512GB の Mac Studio に 2-bit を載せる場合だけです。Unsloth のいちばん小さい 1-bit 版でも約 233 GB あり、どのグラフィックボードにも、128GB のマシンにも入りません。512GB の Mac Studio M3 Ultra 1 台なら、macOS が GPU に割り当てるメモリの上限を引き上げれば約 382 GB の 2-bit が入り、速度は推定で毎秒約 27 トークンです。4-bit は 2 台をつなぐ必要があります。

Amazon.jp
デバイス価格速度 t/s最大コンテキスト
Mac Studio M3 Ultra 512GBマシン全体 · 512 GB価格なし27.41M

よく使われる GPU とマシンだけを、価格の安い順に掲載しています。

Mistral Large 4 を動かすには GPU が何枚必要?

マルチ GPU は 8 枚からです。2-bit は 64GB 以上のカード 8 枚で足り、4-bit には 80GB の A100 か 96GB の RTX PRO 6000 が 8 枚要り、推定で毎秒約 35 トークンです。RTX PRO 6000 4 枚では実行時の余裕を差し引くと 2-bit にわずかに足りず、テンソル並列は 2・4・8 枚にしか均等に分けられないため、4 枚構成はありません。512GB の Mac Studio 2 台をつなげば 4-bit も入りますが、速度はおよそ半分です。公式の vLLM レシピは Mistral 自身が出した NVFP4 版を使うもので、検証済みなのは B200 や GB300 を 8 枚並べたデータセンター向けの構成です。

Amazon.jp
デバイス必要枚数合計価格合計 VRAM速度 t/s合計消費電力
RTX PRO 60001 枚 96 GB8 枚¥29,504,000768 GB35.24,800 W
A100 80GB PCIe1 枚 80 GB8 枚価格なし640 GB37.52,400 W
Mac Studio M3 Ultra 512GB1 台 512 GB2 台価格なし1,024 GB17.7960 W

Mac Studio は Thunderbolt 5 で連結し、MLX や exo で動かします。vLLM は対応していません。詳しい計算ルールはデータの作り方ページをご覧ください。

Mistral Large 4 を動かすにはどんな構成のマシンが必要?

エキスパートをメインメモリに置けば、GPU に残すのは約 16 GB で済みます。難しいのはメモリ容量で、4-bit はデュアルソケットの DDR5 サーバーに 768GB を挿し切る必要があり、RTX 5090 1 枚と組み合わせて推定で毎秒約 21 トークンです。2-bit なら 384GB で収まり、速度も 1.5 倍ほどになります。1 トークンで使うのはルーティングされる 4 エキスパートと共有エキスパート 1 つだけなので、速度はほぼメモリ帯域で決まります。8 チャネル DDR4 の古いデュアルソケット機でも容量は足りますが、毎秒 6 トークン前後まで落ちます。

Amazon.jp

8 × Tesla V100 32GB + Xeon E5 デュアル 8 GPU サーバー

低予算
生成速度5.9t/s
メモリ帯域幅137GB/s
GPU
8 × Tesla V100 32GBエキスパート層 30 / 72 を VRAM 256 GB に配置
—
メモリ
384 GB DDR4-213316 GB × 24 枚
¥516,336
CPU
2 × Intel Xeon E5-2680 v4合計 28 コア 56 スレッド・8 チャネル
¥4,736
ベアボーン
Supermicro SYS-4028GR-TRGPU 8 基・メモリスロット 24 本
¥205,246
電源
内蔵 4 × 1,600 W
ベアボーンに含む
マシン全体の参考価格—

GeForce RTX 5090 + EPYC デュアル DDR5

フラッグシップ
生成速度20.9t/s
メモリ帯域幅922GB/s
GPU
GeForce RTX 5090エキスパート層 2 / 72 を VRAM 32 GB に配置
¥1,494,651
メモリ
768 GB DDR5-480032 GB × 24 枚
¥6,963,144
CPU
2 × AMD EPYC 9354合計 64 コア 128 スレッド・24 チャネル
¥577,847
マザーボード
Gigabyte MZ73-LM0メモリスロット 24 本
¥205,246
電源
Seasonic PRIME PX-16001,600 W
¥80,520
マシン全体の参考価格¥9,321,407

4 × RTX PRO 6000 + EPYC デュアル DDR5

超大規模モデル向け
生成速度28.6t/s
メモリ帯域幅922GB/s
GPU
4 × RTX PRO 6000エキスパート層 47 / 72 を VRAM 384 GB に配置
¥14,752,000
メモリ
384 GB DDR5-480016 GB × 24 枚
¥3,442,536
CPU
2 × AMD EPYC 9354合計 64 コア 128 スレッド・24 チャネル
¥577,847
マザーボード
Gigabyte MZ73-LM0メモリスロット 24 本
¥205,246
電源
2 × Seasonic PRIME PX-22004,400 W
¥208,404
マシン全体の参考価格¥19,186,032

詳しい計算ルールはデータ方法のページで確認できます。

一部の購入リンクはアフィリエイトリンクです。リンク経由でご購入いただくと当サイトが手数料を受け取ることがありますが、お支払い金額は変わりません。

Mistral Large 4 をローカルで動かす前に知っておきたいこと

  1. llama.cpp はマージ済み、ただし正式リリースはまだ

    llama.cpp への対応は公開当日に本流へマージされました(PR #31376)が、10 月 29 日時点ではそれを含む正式リリースがなく、GGUF を読み込むには最新のソースを自分でビルドする必要があります。Unsloth も当面は自前のビルドを使うよう勧めています。Ollama にはローカルでは動かないクラウド版(mistral-large-4:cloud)しかありません。vLLM の対応も正式版・nightly のどちらにもまだ入っておらず(PR #64534)、公式レシピでは専用イメージ vllm/vllm-openai:mistral-large-4 を使います。Apple シリコン向けの mlx-lm 対応もまだ PR の段階ですが、mlx-community にはテキスト部分だけの 2-bit 版がすでに上がっています。

  2. 下書きヘッド内蔵で、出力がおよそ 2 倍速

    重みには DSpark という下書きヘッドが入っています。3 層の小さなネットワークが次の 3 トークンを先に予想し、本体がまとめて確かめる仕組みで、出力は使わない場合とまったく同じです。Mistral の計測ではスループットが最大 1.9 倍、Unsloth によると 1 人で対話する場合の出力速度はおよそ 2 倍です。llama.cpp では約 2.2 GB の下書きファイルを別に読み込み(-md dspark-Mistral-Large-4-1T-A52B-Q8_0.gguf --spec-type draft-dspark --spec-draft-n-max 3)、vLLM では --speculative-config '{"method": "dspark", "num_speculative_tokens": 3}' を付けます。本サイトの速度推定は下書きヘッドを使わない前提です。

  3. 考える深さは選べるが、オフにはできない

    思考の深さは reasoning_effort で low・medium・high から選び、既定は high です。Mistral は複雑なタスクやエージェント用途に high、普段使いに medium、すばやく返したいときに low を勧めています。ggml-org の説明によると、思考を完全に止めることはできません。推奨サンプリングはどの段階でも temperature 1.0、top_p 0.95 です。画像を読ませるには約 3.4 GB のプロジェクターファイル(--mmproj mmproj-BF16.gguf)を別に読み込みます。テキストだけなら不要です。

  4. ファミリーのほかのバージョンとはライセンスが違う

    採用しているのは Mistral の新しい Mistral Ecosystem Open-Weight License で、MIT ライセンスを改変したものです。商用利用・ファインチューニング・再配布は無料ででき、著作権表示を残すことが条件です。追加された条項は「Model as a Service」事業を営む企業、つまり API やホスティングされたエンドポイントでモデルを第三者に提供し、入力やパラメータを相手が実質的に操作できるようにしている企業が対象です。こうした企業は、どんな商用目的で使う場合でも事前に Mistral と別の商用ライセンスを結ぶ必要があります。社内での利用や、Mistral の公式製品を通じた利用はこの条項の対象外です。本サイトで扱うほかの Mistral のバージョンはすべて Apache 2.0 で、この条項はありません。

起動コマンド

llama.cpp

  • NVIDIA
  • AMD
  • Mac
  • CPU

実行前にデプロイガイドで必要な実行環境とハードウェアを確認してください。

ターミナル
llama-server -hf unsloth/Mistral-Large-4-1T-A52B-GGUF:UD-Q4_K_XL \
  --jinja -c 8192

vLLM

  • Linux
  • NVIDIA
  • Docker

実行前にデプロイガイドで必要な実行環境とハードウェアを確認してください。

ターミナル
docker run --runtime nvidia --gpus all \
  -v ~/.cache/huggingface:/root/.cache/huggingface \
  -p 8000:8000 \
  --ipc=host \
  vllm/vllm-openai:mistral-large-4 \
  --model mistralai/Mistral-Large-4-1T-A52B-NVFP4 \
  --tensor-parallel-size 8 \
  --kv-cache-dtype fp8_ds_mla \
  --tool-call-parser mistral \
  --reasoning-parser mistral \
  --enable-auto-tool-choice \
  --gpu-memory-utilization 0.85

Ollama

  • Windows
  • macOS
  • Linux

Ollama にはクラウド版の mistral-large-4:cloud しかなく、手元のマシンではなく Ollama のサーバーで動きます。

ファイル名はその週のモデルライブラリ取得時点のものです。定義はデータ方法を参照してください。 データ方法

Mistral ファミリーのほかのモデル

モデル総パラメータアクティブ4-bit のサイズ
Mistral 7B v0.3Dense7.3B7.3B4.4 GB
Ministral 3 8BDense8.4B8.4B5.2 GB
Mistral NemoDense12.3B12.3B7.5 GB
Ministral 3 14BDense13.5B13.5B8.2 GB
Mistral Small 3.2 24BDense24B24B14.3 GB

Mistral について